農業

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持続的農業

(持続可能な)ティータイムです -- 紅茶業界変革の最初の一歩

Tea Plants

原産地の中国から、お茶の象徴のようなイギリス、日本そして他の世界中の多くの国々で、お茶は長い間人々に愛されてきました。紅茶、緑茶、その他様々なお茶に煎じられる「カメリア・シネンシス」の木は、世界中の240万ヘクタール(600万エーカー)以上で栽培されています。この木は、お茶の生産の中心地であるインド、中国、スリランカ、ケニア、インドネシアなど、熱帯および亜熱帯地域で生育しています。お茶は、小さな茶園や、「エステート」あるいは「ガーデン」と呼ばれる大規模茶園で栽培されています。

熱帯の光に深いエメラルドのカーペットがきらめく茶園は目に心地よいものですが、近くで見てみるとすべてが緑なわけではありません。他の熱帯の生産物と同様、茶園では、環境、労働者両方に不利な面があり得ます。生物多様性の豊かな熱帯雨林は、1種類のみの植物を栽培する場所に変わってしまいました。お茶の栽培は、土壌の浸食、水の奪い合い、農薬による汚染、お茶を乾燥させるための燃料としての薪の必要性によるさらなる森林伐採などを引き起こし得ます。また、多くの茶園労働者は就業保証、医療、適切な住宅、組合を作る権利などを奪われています。

また、世界の茶葉栽培業界は、問題に見舞われていました。需要は供給を下回り、200年以上もの間お茶の価格は下がり続け、農民が生活するのも困難な状況を引き起こしてきました。

Children

これに応え、レインフォレスト・アライアンスは、お茶の生産者や包装業者とともに、持続可能な道を業界に示していくために活動しました。私たちは、コーヒー、バナナ、その他の生産物で成功した方法に従い、生産者が茶栽培において社会的、環境的努力目標に達することができるよう、独立した非営利環境保護団体の連立であり、私たちのパートナーであるサステナブル・アグリカルチャー・ネットワーク(SAN)の基準を導入しました。

前例のない誓約

私たちは、小さな茶園、大きなエステート両方が栽培し、世界最大の紅茶の輸出国であるケニアから着手しました。

2007年、世界の紅茶供給量の12%近くを購入しているユニリーバが、購入するすべての紅茶を、持続可能な活動を行っている供給元から購入すると約束しました。ユニリーバの主要な紅茶ブランドは、世界で最も販売されているリプトン、そして特にイギリスで一番人気のPG Tipsです。ケニアにあるユニリーバのケリチョ茶園では、世界初のレインフォレスト・アライアンス認証茶園になりました。ケリチョの茶園は、既に10年以上持続可能な農法を実践していたため、非常にたやすく認証されました。

  • 殺虫剤の管理、植樹、再生可能な資源の使用などについて、その地域で厳しいガイドラインを維持
  • 政治的・倫理的暴力から労働者を保護し、最低賃金以上の給与を支払い、労働者とその家族に医療、学校、相応な住宅、その他の利益をもたらすなどの措置
  • 大きな森や、サルの生息地を保護し、殺虫剤の使用をしないなど、周辺の野生生物を保護

ユニリーバが最上顧客であるイースタン・プロデュース・カンパニーと、イギリスの著名な紅茶製造者フィンレー、2つのエステートも認証されました。

Tea Farmers

「ユニリーバは、認証された紅茶の供給を確立するため、イースタン・プロデュース・カンパニーに農園の認証をとるよう依頼したのです。」と、レインフォレスト・アライアンスのサステナブル・ランドスケープ(持続可能な地形)部門のシニア・マネージャー、エドワード・ミラードは説明します。「なぜなら、ユニリーバは茶葉のブレンドにおいて、認証紅茶の使用率が最も高くなることを望んだからです。」ミラードはさらに、ユニリーバと同様、イースタン・プロデュース・カンパニーも10年にわたりEthical Tea Partnership (エシカル・ティー・パートナーシップ)や業界団体とともに活動し、持続可能農法を開発してきたため、SANの基準に素早く到達できたと、付け加えています。

ユニリーバで最初に認証された紅茶は、2007年8月ヨーロッパのレストランやカフェテリアで飲むことができるようになりました。同社は2010年までに西ヨーロッパで販売されるすべてのリプトン・イエロー・ラベルとPG Tipsティーバッグを、2015年までに全世界で販売されるすべてのリプトンティーバッグを認証紅茶にすることを目標としています。

認証を通じた、より高い収入とその他の利益

持続可能な紅茶の栽培に対する見返りは、環境だけでなく経済的にもあります。認証プログラムのカギとなる利益は、栽培者の紅茶により高い値がつけられ、それによって収入が増加し彼らの生活の質が著しく向上するということです。

Monkees

ケニアの最小規模の農民たちは、低価格で紅茶を売っていました。レインフォレスト・アライアンスは、大規模茶園だけが認証の利益を得るわけではないことを保証するため、小規模な茶園農民の団体であるケニア茶業開発機構(KTDA)の218,000人の会員と活動する計画をたてました。

ユニリーバは、レインフォレスト・アライアンス認証紅茶は、現在の平均価格より10~15%価格を上げ、それにより農民たちは2010年までに約269万ドル以上、2015年までに671万ドル以上多く収入が得られると試算しています。

そして、レインフォレスト・アライアンス認証紅茶の迅速に拡大する利益を享受するために、ケニアだけでなく、タンザニア、インドネシア、インド、アルゼンチンなどの茶園でも、SANの基準の導入が始まっています。

「この計画は、アフリカにおける茶業にかかわる約100万人の労働者の生活向上の可能性を秘めている」と、ユニリーバのパトリック・セスコーCEOは言います。「そして結果として、世界で200万人以上の人の生活をも向上させるのです。」

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