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責任ある調達

企業が自社のサプライチェーンでの責任ある調達をどのように実施できるかに関するレインフォレスト・アライアンスウエブサイトに掲載された記事の保管場所

責任ある調達向けのすべての資料


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認証の検索と公開概要

データベースを使って、全てのレインフォレスト・アライアンス認証農園、生産者団体および加工・流通過程の管理認証に関する情報を見つけられます。 [Read more...]

公開日時:January 4, 2021

トピック: サプライチェーン認証農園認証

2020認証プログラムへの移行スケジュール

2020認証プログラムの発表により、レインフォレスト・アライアンスは認証の再構築に向けた取組みの重要な節目のひとつに到達しました。プログラム発表に続き、関係者の皆様に新しい基準とシステムについて知っていただくための注意深く計画された稼働の段階へと進みます。 2020持続可能な農業基準は二部で構成されています: 農場向け要件:以前は農園基準と呼ばれていたものサプライチェーン向け要件:以前は加工・流通過程の管理基準と呼ばれていたもの。 いずれの要件も2021年7月1日から有効になります。 重要な日程 2020年7月:2020持続可能な農業基準と保証規則の発表2020年7月:新しいプログラムへの移行に関する規則の効力発生2020年7月:2020レインフォレスト・アライアンス認証プログラム導入ウェビナーのいずれかに登録:7月9日 09:00 AM (中央ヨーロッパ夏時間)7月9日 11:00 (米国東部夏時間)| 17:00(中央ヨーロッパ夏時間)2020年8月:現在のプログラムから2020認証プログラムへの移行のための、認証保有農家・企業向け段階的なガイダンスを提供する移行ウェブツールの発表2020年10月: 持続可能な農業基準の翻訳版公開  2020年11-12: 月 保証および付属文書の翻訳版公開  2020年11月:外部研修開始2021年2月:認証プラットフォームへの登録開始2021年4月:承認を受けた認証機関の発表2021年7月:2020持続可能な農業基準要件の効力発生2021年7月:新しい2020認証プログラムの移行期間版に対する審査の開始2022年7月:新しい2020認証プログラムの全ての要件に対する審査の開始 *翻訳ができ次第、様々な言語の書類を追加公開していきます。2020認証プログラムのページで日本語に翻訳された書類をご確認いただけます。  新型コロナウィルス(COVID-19)とプログラムの移行スケジュール レインフォレスト・アライアンスは、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大が認証生産者とサプライチェーンにもたらしている大きな負担を強く認識しています。2020認証プログラムへの移行がさらなる負担とならないよう、新しい基準要件の実施を段階的に行っていきます。 重要な日程:農場レベル認証保有団体向け情報 2021年7月以降、農場レベルの認証保有団体は2020持続可能な農業基準の必須要件の遵守のみが求められるようになります。審査通過後、認証保有農家は1年間有効の移行認証書を受け取ります。同認証書は、2020基準の一連の要件全てを実施するための時間をより多く提供するものです。2022年7月1日以降に初めて受ける本格的な認証審査において、農場レベルの認証保有団体は適用される一連の要件全てに対する審査を受けることになります。この年が、年次監視審査が求められる本格的な認証の3年サイクルの1年目としてカウントされます。 この段階的な取組みは、農場レベルの認証保有団体のために、新しい基準への移行をより分かりやすく、より管理可能で、かつ費用対効果を高めるよう設計されています。  重要な日程:サプライチェーン・レベルの認証保有企業向け情報 2021年7月以降、サプライチェーン・レベルの認証保有企業は、サプライチェーン向け要件の全範囲に対する審査を受けることになります。サプライチェーン・レベルの認証保有企業は、新しいサプライチェーン向け要件の基本レベルの遵守を検証するための机上審査を受けます。机上審査通過後、認証保有企業は1年間有効の移行認証書を受け取ります。一部のサプライチェーン・レベルの認証保有企業は、審査を受ける必要がないことを意味する認可の対象となる可能性があります。その場合は、レインフォレスト・アライアンスに対し移行認証書を受け取るための認可を申請することができます。 2022年7月1日以降、サプライチェーン・レベルの認証保有企業は認証の3年サイクルを開始することができます。レインフォレスト・アライアンス2020認証プログラムに登録する際、サプライチェーン認証保有企業は現地審査または机上審査が必要かどうか、あるいは認可証明を申請できるかどうか(危険度によって異なります)を決定するために使用されるリスク査定に記入・回答します。前述の手続きのいずれかを通じて審査通過後、3年間有効な認証書を受け取ります。3年サイクルの期間に求められる年次審査のレベルは、リスク査定の過程で特定された結果によって決まります。 図1.0:  2020年6月から2023年12月までにおける2020認証プログラム適用要件 移行に関する規則 移行に関する規則は、以下について明らかにすることで、認証保有農家・企業がレインフォレスト・アライアンス2020認証プログラムに円滑に移行できるよう支援することを意図しています: 移行期間のあらゆる段階で、どの認証プログラムおよび基準が適用されるのか移行期間内の認証プロセスの準拠規則。これには以下が含まれます:登録移行期間中の審査移行期間中の認可証明移行認証書段階的に無効になる現在のUTZおよびレインフォレスト・アライアンスのプログラムからの認証数量と認証書移行期間内に移行に必要な手続きを行うことができない認証保有農家・企業に適用される規則移行期間内において認証機関に適用される規則 移行に関する規則のダウンロード 2020レインフォレスト・アライアンス2020認証プログラムにへの移行に関するよくある質問 (英語版)
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公開日時:October 15, 2020

トピック: サプライチェーン認証農園認証

茶類サプライチェーンの端と端を結ぶトレーサビリティーを理解する

レインフォレスト・アライアンスは、企業がレインフォレスト・アライアンスマークを引き続き使用できるように、すべての茶類のトレーサビリティーを マルチトレース と呼ばれる新しいデジタルプラットフォームに移行していきます。 展望 生産者から最終製品まで、端と端を結ぶトレーサビリティーに対する私たちの展望 私たちの展望は、個々の農場からの数量を、最終製品まで結びつけることです。 トレーサビリティーが必要なのはなぜですか?レインフォレスト・アライアンスの展望と使命にどのように適合しますか?トレーサビリティーは、生産者と企業に多くのメリットをもたらします。 生産者と企業は、単一の取引システムを使用して、レインフォレスト・アライアンスとUTZ認証茶類のすべての購入と販売を記録します。これにより、内部管理と外部開示のための高水準の報告も容易になります。たとえば、持続可能な開発目標(SDGs)に対するものなどです。 これらのユーザーに、加工流通過程管理の要件を満たすためのより効率的で効果的な機能を提供します。 生産者と企業が、原材料の生産にリスクや機会がある領域を特定できます。さらに、生産地でプログラムを開発および実装するためにレインフォレスト・アライアンスと協力し、改善と彼らのマーケティングで使用するためのさらなるストーリーを提供できます。 端と端を結ぶトレーサビリティーとマルチトレースは、新しい認証プログラムと関連する革新をどのように支援しますか?レインフォレスト・アライアンス2020持続可能な農業基準は、すべてのサプライチェーン関係者が農場から店頭まで認証製品を追跡する際の正確さと信頼性を高めることを目的としています。新しい基準は、サプライチェーンをより公平にすることを目的とした革新的な要件を導入しています。これらの「責任の共有」要件は、サステイナビリティ差額とサステイナビリティ投資の2つの要素で構成されています。 端と端を結ぶトレーサビリティーは、これらの革新を可能にするのに役立ちます。新しいプログラムでの責任の共有について詳しくは、 こちら をご覧ください。 茶類の生産者と企業の要件 茶類の生産者と企業に求められる要件 端と端を結ぶトレーサビリティーは貴社にとって何を意味しますか?レインフォレスト・アライアンスマークを引き続き使用するために、企業は新しいトレーサビリティ要件に準拠する必要があります。 企業は、関連する現在の基準(合併前のレインフォレスト・アライアンスまたはUTZ、および/またはその両方)、該当する場合は新しい 2020認証プログラム 、およびトレーサビリティーガイドラインに確実に準拠する必要があります。(サプライチェーン要件の項目2.3 / 3.3を参照)。 茶類用のマルチトレースの運用開始に伴い、茶類のトレーサビリティーに関する現在の慣行と過去に遡った減損、あるいは免除、および加工流通過程の管理認証との関連が2021年に終了することに注意してください。 追跡記録する製品は何ですか?チャノキ(camellia sinensis) (茶)からの葉、荒茶、ブレンド茶、茶類副産物(抽出物、粉末、飲料製品など)。 これには、ルイボスとハーブティーは含まれません。 マルチトレースでトレーサビリティーを実証するため、茶類の企業と生産者にはどのような作業が必要ですか? 企業は、サプライヤーがプラットフォームで情報を報告していることを確認する責任があります。 認証保有者(生産者および企業)は、ログインして、少なくとも四半期ごとにトレーサビリティーのアプリケーションを利用し、販売、購入、転換、ブレンド/原料用梱包、製造を報告する必要があります。 企業は、四半期ごとの抜き打ち点検を行う堅牢なシステムを実装し、入荷量のサンプルが、私たちのマークを貼付した製品またはレインフォレスト・アライアンス認証と表示している資材(包材以外)に対応するトレーサビリティー書類と一致することを検証する必要があります。 技術革新 茶類パートナーの端と端を結ぶトレーサビリティーをどのように実現していますか? マルチトレースとは何ですか?マルチトレースは、持続可能性コミュニティに目標を達成するための価値を提供する、継続的に改善されているプラットフォームです。マルチトレースは、トレーサビリティー用アプリケーションと認証用アプリケーションで構成されています。茶類のトレーサビリティー・アプリケーションは間もなく運用を開始するため、サプライチェーンに沿った数量を報告できるようになります。新しいレインフォレスト・アライアンス2020認証プログラムでは、マルチトレースの認証部分の新しいバージョンを開発しています。 マルチトレースは何を提供しますか?現在、マルチトレースは、一部の合併前のUTZプログラムの認証プロセスを対象としています。トレーサビリティーでは現在、合併前のUTZコーヒーとヘーゼルナッツを、そして間もなくレインフォレスト・アライアンスとUTZ認証茶類を対象とします。他の作物も続きます。 マルチトレースが提供しないものは何ですか? 個別ロットレベルの購入/販売取引のための企業システムへのリンク 茶類に対するマルチートレースでは、商標の承認やライセンス/認証には対応していません 取引とは何ですか?取引は、サプライチェーン内の2つの関係者間における数量の移動です。生産者からバイヤーへ、またはトレーダーから製造業者、ブレンダー、または梱包業者まで、さまざまです。各取引は報告され、確認される必要があります。システムには委任や信頼など多くの設定があり、関係者の作業を容易にします。(たとえば、取引を行う当事者同士がシステム上で互いに「信頼する」場合、確認は必要ありません。) 在庫ポジションとは? 在庫ポジションは、サプライチェーン関係者が所有する数量であり、マルチトレースに反映されます。 マルチトレースでデータを報告するにはどうすればよいですか?ユーザーはマルチトレースにログインし、さまざまな入力要件を使用してシステム上で作業を実行します。必要となるこれらの入力要件の一部は次のとおりです。 数量(例:転換の入力として使用される販売数量または金額) 茶類の種類(例:紅茶、緑茶) バイヤー名 参照番号(例:チョップ/ガーデンの請求書番号) セリングマーク 作業の日付(例:販売日または転換日) 転換率 企業は、これらの作業をシステム上で実行するか、Excelスプレッドシートを指定された形式でシステムにアップロードすることができます。このExcelアップロードにより、マルチトレースExcelテンプレートによって要求されているデータを、自社のシステムのデータ入力方法に割り振ることができます。 次のステップは何ですか?10月にマルチトレース茶類トレーサビリティー・システムを開始します。これにより、レインフォレスト・アライアンス認証茶類の生産者とUTZ認証茶類を販売するすべての関係者が2020年の第4四半期からマルチトレースで取引の記録を開始できるようになります。レインフォレスト・アライアンス認証茶類を販売するブレンダーや他の企業は、2021年にサプライヤーから報告されたとおりアカウントに在庫が入った時点で、システムの使用を開始します。マルチトレース使用法の研修は、10月後半にウェビナーおよびユーザーガイドラインを通じて複数の言語で提供されます。 持続可能な茶類プログラムにおいて次の段階に入り、私たちは貴社およびお客様により大きな価値を提供できると確信しています。貴社と共に持続可能性の旅を続けることを非常に楽しみにしており、貴社のレインフォレスト・アライアンスへのご支援に感謝しております。 ご質問がある場合や技術的な支援が必要な場合は、customersuccess@ra.org までメールでお問い合わせください。
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公開日時:October 5, 2020

トピック: トレーサビリティ茶類責任ある調達

Resource item

RAINFOREST ALLIANCE(レインフォレスト・アライアンス)

表示 RAINFOREST ALLIANCE(レインフォレスト・アライアンス)

公開日時:September 14, 2020
提供言語: 英語, スペイン語, ポルトガル語, 日本語, ベトナム語

トピック: 2017 Sustainable Agriculture Standardココアサプライチェーン認証トレーサビリティ保証制度必須文書持続可能性のラベル農園認証

カカオ:サステイナビリティ差額(SD)

レインフォレスト・アライアンスの2020持続可能な農業基準では、レインフォレスト・アライアンス認証農作物のバイヤーに対し、サステイナビリティ差額(SD)とサステイナビリティ投資(SI)という2つの財政的要件の概要を説明しています。レインフォレスト・アライアンスが認証する全ての作物に対してこれらの要件が設けられていますが、サプライチェーンの種類によって異なる課題があることを認識し、一部の主要作物には追加の説明を提供しています。 より詳しい情報は、責任の共有 または 2020サプライチェーン向け要件に関するよくある質問に関するウェブサイト記事をご確認ください。 カカオ・プログラム限定の要件 各部門のニーズと業務上の現実に合わせ、前述のような要件に関し個別の状況を考慮する必要があることを認識しています。カカオ・プログラムの要件は、カカオ部門の構造的な不平等、いまだに残る低収入、そして非常に価格に影響を受けやすい市場環境下での価格交渉で生産者が直面する問題に取り組むよう策定されています。 カカオ要件は3段階で導入されます: 第1段階 2020年4月 2020年4月以降、コートジボアールとガーナ産レインフォレスト・アライアンスのカカオを購入している全てのバイヤーに対し認証保有農場に対するプレミアムの支払いが求められるようになります。全てのプレミアム支払い状況は、トレーサビリティ・システム上で報告されなければなりません。この点については農場向け方針およびカカオの生産・流通・加工過程の管理認証要件において定められています。UTZカカオの全バイヤーには、産地を問わず、すでに認証保有農場に対してプレミアムを支払うことが求められていましたが、レインフォレスト・アライアンスのバイヤーにはこれが求められていませんでした。 第2段階 2021年7月 2020持続可能な農業基準に基づく審査が開始される2021年7月以降、認証保有農場および農場団体に投資計画を策定するためのデータと研修を提供します。バイヤーにはサステイナビリティ差額(SD)と合わせてサステイナビリティ投資(SI)を行い、その報告を行っていただくためのデータと研修を提供します。上記に関する遵守状況はいずれも農場とサプライチェーン・レベルの両方での審査を通じて保証されます。サステイナビリティ差額(SD)とサステイナビリティ投資(SI)の要件は、認証保有者の新システム移行に伴い、従来のレインフォレスト・アライアンスおよびUTZプログラムのプレミアム支払い義務にとって代わるものです。プレミアムとサステイナビリティ差額(SD)の違いに関する詳しい情報は、サプライチェーン向け要件に関するよくある質問をご覧ください。 第3段階 2022年7月 サステイナビリティ差額(SD)の最低金額を1トン当たり70ドルに設定します。サステイナビリティ差額(SD)は(トン毎に)全額が生産者に届けられなければならないため、個別の農場/団体構成員のレベルでの当該金額の電子領収証発行状況を監視するためのトレーサビリティ・ツールを本格稼働します。さらに、バイヤーには認証保有農場(団体)のレベルにおけるサステイナビリティ投資(SI)を行うことも求められるようになります。  上記の最低金額は終着点ではありません。私たちはむしろ、この最低金額は生産者の収入と生活レベル向上の重要な要素であり、生活賃金格差を埋めるためのサプライチェーン関係者および生産者とのより幅広い取り組みの一部であると考えています。生産者の生活賃金を確保し、持続可能な生活を可能にするための私たちの取り組みは、生産者のビジネスを成長させ、より高収益で強靭さのあるものになるように支援し、同時に天然資源の保護にも役立つことを重視しています。単なる価格上昇ではなく、長期的な計画と投資が必要です。そのため、レインフォレスト・アライアンスはカカオ部門における持続可能な変化を支えるため、生産者、サプライチェーン、そして政府をつなぐ長期的で体系的な解決策に取り組んでいます。 持続可能なカカオ部門に関する私たちのビジョンは、生産者と認証保有農場(団体)がサプライチェーンにおいて財政的により公平な役割を担う部門とすることです。レインフォレスト・アライアンスの要件はより高い価格での交渉成立を実現するために生産者の能力を強化し、この金額レベルを生産者が実際に獲得できる市場へのアクセスを維持するよう策定されています。これらの要件は、個々の生産者の持続可能な農業への献身的な取り組みに報いること、そして団体レベルにおいて効率的な団体管理の実施に必要な資源へのアクセスを創り出すこと、という両方のニーズに取り組むものです。 最低サステイナビリティ差額(SD)は、固定プレミアムではありません 2022年7月以降、レインフォレスト・アライアンスではカカオ1トンあたり最低70ドルのサステイナビリティ差額(SD)の支払いが必要になります。これはトン毎に個別の生産者に支払われる現金です。サステイナビリティ差額(SD)は、レインフォレスト・アライアンス基準を遵守し農業を営む選択した生産者が受け取る付加的な金額です。この金額をどのように利用するかは生産者次第です。農場への再投資や、家族の必要を満たすため、あるいは他の費用を埋めるために使うこともできます。  生産者が自分で選択する持続可能なシステムを作るうえで、これは極めて重要な点だと私たちは確信しています。    上記サステイナビリティ差額(SD)の支払いに加え、バイヤーは認証保有農場自身が提供する投資計画に基づいて認証保有農場にサステイナビリティ投資(SI)を行うことも求められることとなります。これにより、認証取得と持続可能な農業遂行のために必要な費用を、認証製品の生産・販売によって利益を得るすべての関係者で分担する環境づくりが可能となります。 一部の国々では現在のプレミアム制度において支払われる金額が非現実的なほどに低いという現実に取り組むため、最低サステイナビリティ差額(SD)を導入することとなりました。私たちはこれを70ドルで止めたいとは考えていません。70ドルという最低金額は、受け入れられる最低限のサステイナビリティ差額(SD)とはどの程度の金額なのかを業界関係者に示すことを意図したものです。生産者の持続可能性への取り組みに対し、業界関係者が今後も確実に責任をもってより高いサステイナビリティ差額(SD)で報いるよう、このレベルに最低金額を設定しています。そのため、サステイナビリティ差額(SD)の平均支払い額が1トンあたり70ドル以上になるものと期待しています。 私たちは、透明性を重んじ、平均サステイナビリティ差額(SD)の支払い状況報告書を提供することにより、より高いサステイナビリティ差額(SD)の支払いを推奨していきます。全てのサステイナビリティ差額(SD)支払いが70ドルのレベルに向けて移行していることが確認された場合は、追加の対応を実施します。70ドルは始まりであって、標準ではありません。 最低金額が最高金額となることのないよう関連部門全体に担うべき役割があると確信しており、またそのようなことが起こらないよう全ての人々が責任の共有を認識することを期待しています。 最低サステイナビリティ差額(SD)とサスティナビリティ投資(SI)の関連性 70ドルという最低サステイナビリティ差額(SD)は、レインフォレスト・アライアンス・プログラムが提供する多くの利点のひとつに過ぎません。農場団体および個別の生産者は必須となるサステイナビリティ投資(SI)からも利益を得ます。 現在のUTZプレミアムには、生産者への現金支払いと現金投資の両方が含まれていますが、現物出資は含まれていません。生産者への現金支払い(サステイナビリティ差額:SD)をその他全ての投資とは分けてモニタリングを行っていきます。そして現金での投資と現物支給の投資をひとつのカテゴリー(サステイナビリティ投資:SI)に統合します。 現金支払いを投資から分けることで、市場が確実に個別の生産者に報酬を与え、かつ農業をプロフェッショナルな方法で行うために団体レベルで必要とする投資にも貢献することを目指しています。サステイナビリティ投資(SI)は生産者団体が作成した投資計画に基づくものとなり、このシステムを通じて私たちは個別の生産者が認証製品のバイヤーと投資の特定や交渉をできる力をつけてもらいたいと考えています。 私たちのビジョンは、生産者と認証保有農場(団体)がサプライチェーンにおいて、より公平な役割を担うようにすることです。私たちはサプライチェーンにおける生産者の声を大きく強いものにしていきます。 質問と回答 価格とプレミアムに関するご質問は2020サプライチェーン向け要件よくある質問 をご参照ください。 これはどの作物に適用されますか?この案内はカカオにのみ適用されます。コーヒー、茶類およびバナナに特化した案内は追って発表されます。 最低サステイナビリティ差額(SD)はカカオにのみにあって、他の部門にないのはなぜですか?カカオの最低サステイナビリティ差額(SD)は、カカオ部門強化に向けた対策の一環です。現在、他の部門では最低サステイナビリティ差額(SD)は求めていません。今後、最低サステイナビリティ差額(SD)の効果を評価し、最低額が他の部門でも効果的なツールになり得るのかどうかを分析していきます。レインフォレスト・アライアンスの新しい認証プログラムにおける個別状況考慮の方式により、将来的に同様の取り組みの実施が可能になります。現時点においては、他部門への最低サステイナビリティ差額(SD)に関する決定はなされていませんが、将来的には検討する可能性があります。 どのようにして70ドルに決まったのですか? 70ドルという金額は、非常に緻密で徹底的な分析の結果決定されました。当団体トレーサビリティ・システムのデータを使用し、現在のプレミアムのデータを詳細に調べ、国、団体、そして第1バイヤーのプレミアム、プレミアムの平均と変数、そして最低金額を設けた場合の国や企業レベルで起こりうる影響を考察しました。UTZプレミアムについて、オランダの王立熱帯研究所 (KIT)と協力し大規模な研究を行い、非常に多くの知見が提供されました。また、本コンセプトについて様々なステークホルダーからも意見を聞きました。 70ドルに至った理由は、この金額がほとんどのレインフォレスト・アライアンス生産者に明確な影響を与えるものであり、同時に市場がより高いサステイナビリティ差額(SD)を提示することを可能にすると確信したからです。持続可能性への取り組みに対して生産者に適正に報いる市場メカニズムを利用しながら、非実現的に低いプレミアムの支払いを撤廃することを目指しています。 また、70ドルの最低サステイナビリティ差額(SD)は、取り組みのほんの一部に過ぎません。生産者はサステイナビリティ差額(SD)に加え、サステイナブル投資(SI)からも恩恵を得ます。バイヤーが行うサステイナビリティ投資(SI)のベースラインを2021年に設定し、最低サステイナビリティ差額(SD)が投資にマイナスの影響与えていないことを確認する詳しいモニタリングを2022年から開始します。 この金額は低すぎませんか? サステイナビリティ差額(SD)は他の認証プレミアムやカカオ価格と比較するべきものではありません。サステイナビリティ差額(SD)は支払い金額全体のうちの特定の一部で、生産者に直接支払われる現金での構成要素です。これは団体レベルで行われる投資に追加されるものであり、カカオに対して生産者が受け取る金額であり、コートジボアールとガーナでは生活所得差額(LID)に追加される形で支払われます。使途に制限が無い1トンあたり70ドルという保証された最低金額は、カカオ認証部門では唯一の新しい試みです。第1バイヤーに最低金額の70ドル以上を支払うよう推進、促進しますが、最低金額の現金支払いを生産者に保証することが、すでに認証における大きな前進と言えます。 2022年以降は最低サステイナビリティ差額(SD)を増加しますか?全てのサステイナビリティ差額が70ドルのレベルに向けて移行していることが確認された場合は、追加の対応を実施します。70ドルは始まりであって、標準ではありません。この対応は、最低サステイナビリティ差額(SD)の増額かもしれませんし、サステイナビリティ差額(SD)に関するより高い透明性やトレーサビリティを提供するというような補足的な対応になるかもしれません。 最低金額の改定に関しては必ず、変更の背景にある理由および新しい最低サステイナビリティ差額(SD)決定に至る過程を含めて、少なくとも2年前には発表します。また、サステイナビリティ投資(SI)の妥当性をモニタリングし、必要な場合は関連するプログラム要件に実行可能な拡大特定要件を導入します。 サステイナビリティ差額(SD)の使用について生産者に指示しますか? いいえ、私たちからサステイナビリティ差額(SD)の使い方について生産者に指示することはありません。お金の使い方を決めるのは、完全に生産者次第です。 企業が最低サステイナビリティ差額(SD)を支払わなかった場合はどうなりますか?レインフォレスト・アライアンス認証カカオを購入している企業にとって、最低サステイナビリティ差額(SD)を支払わないこと、あるいは支払い証書が領収証と一致しない場合は要件違反という結果につながります。企業が認証/認可のための手続きに従わなかった場合や、違反の解消を拒否した場合には、レインフォレスト・アライアンスが企業の現在の認証を即時取り消しする決定、および/または企業を認証しないことを決定する可能性があります。該当企業はレインフォレスト・アライアンス認証として製品を販売することはできません。要件違反に関する詳細は、認証および審査規則をご覧ください。
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公開日時:July 8, 2020

トピック: ココアサプライチェーン認証持続可能性の差別化

基準

2020持続可能な農業基準 サプライチェーン要件

持続可能性への取り組みは、農場内にとどまるものではあり ません。認証サプライチェーンは、生産者がより持続可能に運 営できるようにするために、より多くの支援を提供しなければ なりません。レインフォレスト・アライアンス2020 認証プログラ ムでは、透明性だけでなく、サプライチェーン全体の企業によ る責任ある商慣行を促進することを目指しています。
表示 2020持続可能な農業基準 サプライチェーン要件

公開日時:June 30, 2020
提供言語: 英語, 簡体中国語, フランス語, ドイツ語, イタリア語, トルコ語, インドネシア語, ベトナム語, 日本語, ポルトガル語, スペイン語

トピック: 2020認証プログラムサプライチェーン認証必須文書認証の革新

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