気候

干ばつ、洪水、栽培期の短縮、経済不安、飢饉――。農業や林業で生計を立てている世界各地のコミュニティにとって、気候変動の影響は、仮説などではなく現実の問題です。あらゆるものが互いにつながっている今日の世界にあって、気候変動を緩和すると同時にその影響への対応力を持つことは、私たち全員に課された緊急の課題です。

森林:気候変動と闘う最大の防御策

森林破壊や森林劣化は、世界の温室効果ガス排出量の10% を占める原因を作り出しています。この事実認識に基づいて制定された2015年のパリ協定は、森林保護、劣化した土地の再森林化、持続可能な森林管理がきわめて重要だと強調しています。

農業と気候変動

農業は、熱帯の森林破壊の80% に寄与していると見積もられています。また、地球温暖化の原因である温室効果ガスの10~12%が、農業活動を通じて排出されていると見られています。2050年までに世界人口は98億人に達するとされていて、地球に負担をかけずにこれだけの人口を満たす食糧を賄うことは、私たちの時代が直面する最も緊急の課題のひとつとなっています。

 

気候変動に関する私たちの取り組み

レインフォレスト・アライアンスは、気候変動に対する土地管理、温室効果ガス緩和政策と技術的な評価を促進するための研修、また気候変動対策及び枠組みへの各政府の参加の促進を通じて持続可能な経済的発展を進めるため、地域社会、経済界、政府と共に活動しています。

 

私たちの活動実績

私たちは、先住民コミュニティや森林コミュニティと協力して革新的な森林炭素プロジェクトを開発することで、森林保護と再森林化に対し金銭的な報奨をもたらしています。

グアテマラでの炭素隔離

レインフォレスト・アライアンスは、「グアテマラの気候、自然、地域社会」(クライメート・ネイチャー&コミュニティーズ・イン・グアテマラ/CNCG)プログラムを通じて、グアテマラ全域で3つの森林炭素及び気候変動対策プロジェクトに技術支援と資金支援を提供しました。これらのプロジェクトを通じて2012~2014年に大気中から隔離した二酸化炭素は164万1,675トンに上りました。車の走行台数を35万1,536台減らした効果に相当します。

気候変動の活動を担う未来のリーダー育成

私たちはこれまでに、環境教育分野の数千人という教師に対して研修を提供してきました。これらの研修では特に、地域社会が気候変動に備えられるようにするための実践的なプロジェクト開発を重視しています。また、直接的な研修に加え、レインフォレスト・アライアンスのウェブサイトや環境カリキュラムを利用しているユーザーは510万人に上っています。

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