完全性を維持するために ― 研修と技術的支援

レインフォレスト・アライアンスは、持続可能な土地の利用法と商取引の方法を確保するという使命を達成するために、認証と研修の両方の活動を行っています。なかでも組織的活動や技術的支援の取り組みは、地域共同体を基礎とした土着の、小規模な土地保有者を対象とした研修活動で、これらの人々が持続可能な認証を受けることにより恩恵を享受できるようにするものです。しかし、私どもの方針として、農園および森林の認証活動とは切り離されています。

独立した森林研修のTREES制度

林業においてレインフォレスト・アライアンスが提供している研修は、TREESと呼ばれ、森林認証制度とは分けて運営されています。TREESには専任のスタッフがおり、資金調達や予算組みも別に行われています。TREESのスタッフは、認証評価や監査、および認証の意思決定には関与しません。

TREES制度は、森林の持続可能性の問題に関する幅広い研修を提供します。利益相反を避けるため、これらのサービスは公開招待制度を取っており、グループ研修ワークショップという形式で実施されています。レインフォレスト・アライアンスや他のFSC認証団体による1対1の技術的支援は、FSCの原則や基準、および他の認証基準で触れていない技術分野に限ってのみ提供されています。例えば、新製品開発、業務工程の効率化、事業技術開発の支援などです。これらの制度を通じて、レインフォレスト・アライアンス認証の申請者に対して認証取得方法に関する相談や助言が提供されることはありません。

レインフォレスト・アライアンスの組織的活動および技術的支援活動は、認証活動の機密性、客観性、完全性に影響するものではありません。また、認証対象となる木材および非木材の森林製品を供給・設計するものではありません。さらに、認証過程とその結果の機密性、客観性、完全性を損なう他の製品やサービスを提供するものでもありません。

農園向けの研修およびツール

レインフォレスト・アライアンスの持続可能な農業活動に携わるスタッフは、サステナブル・アグリカルチャー・ネットワーク(SAN)のスタッフと協力して、事業の持続可能性向上を希望する農園主と一緒に活動しています。持続可能性を向上するために環境・社会・経済面のどのような変化が必要かを理解した農園主が、レインフォレスト・アライアンスや他の認証制度を取得しようと決心する可能性はあります。農園主がレインフォレスト・アライアンス認証の取得を申請した場合は、監査担当者が農園を訪問し、10項目のサステナビリティ原則に基づく詳細な監査を実施します。

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